七五三での女の子の髪形 日本髪について
最終更新日:2022年2月12日 11:50
七五三の日の女の子の髪形にはいろんなものがあります。
ここでは、そのうち、日本髪についてご説明します。
日本の伝統的な髪形である日本髪は、着物にとてもよく似合います。
ぜひ、日本髪をうまく決めて、七五三の日の最高の一枚を撮れるようにしましょう。
このコラムの目次
日本髪と新日本髪の違いについてご存知でしょうか?
そもそも、新日本髪という言葉自体、初耳だという方も多いのではないかと思います。
実は、いま「日本髪」と呼ばれているものはほとんどが、「新日本髪」です。
新日本髪とは、梳き毛を入れてボリュームを出した髪を、ワックスやピン・ゴムなどで日本髪のように整えたもののことを言います。
日本髪は、日本古来より伝わる伝統的な手法で髪を結いあげます。
お店によっては、旧来の日本髪を結いあげるところもありますが、ほとんどの場合「日本髪」というと、「新日本髪」のことを指しています。
女の子の七五三は、三歳のときと七歳のときがあります。
日本髪にするのは、このどっちがいい?もしくは、どっちでもいいのでしょうか?
おすすめは、記載のように、七歳の七五三です。
三歳の七五三では、子どもの髪の毛がまだ細く切れやすいことが多いです。
また、日本髪にするということは、ヘアセットだけでなく着付けなども含めた長い時間、子どもにはじっと座っていてもらう必要があります。
三歳の子どもはまだ落ち着きがなく、長時間座っているのは困難である場合も多いです。
その点から考えても、この髪型にするのは、七歳のときがおすすめです。
日本髪は、後ろから見た場合、よく似たシルエットになることも多いです。
ただ、前髪はバリエーションが多く、前髪によって様々なイメージにすることが可能です。
前髪ぱっつんで可愛らしさを前面に押し出すこともできれば、ななめに流すことでモダンな雰囲気を出すこともできます。
イメージを大きく変えることのできる前髪をどうするかをしっかりと考えておくことで、個性的で魅力的な日本髪にすることもできるでしょう。
髪の毛をセットしている段階で、どんな印象にしたいのかを相談することもできるので、いくつかの前髪を試してみて、気に入ったものにするのも良いでしょう。
また、髪飾りによっても雰囲気がガラッと変わります。
髪飾りをつけるかつけないかによっても変わりますし、どんな髪飾りをつけるのかによって華やかさや印象は全く違ったものになります。
髪飾りの数は、必ずしも一つだけということはなく、複数付けることが多いです。
その数も、たくさんつければつけるほど華やかな雰囲気になります。
このときの注意点は、「色」です。
着物の色と合わないちぐはぐな髪飾りをつけてしまうと、魅力が半減してしまいます。
髪飾りは、基本的に着物と同系統の色でそろえるようにしましょう。
そうすることで、雰囲気がまとまり可愛らしい印象を与えることができます。
また、上級者さんは、逆に反対色を狙ってみるのもありです。
反対色がうまく映えれば、より一層華やかな印象を出すことができるので、これもおすすめです。
七五三で女の子が着物を着る時。
着物だけでなく、着物に映える髪形にもこだわりたいものです。
人気の髪形の一つに、日本髪があります。
髪型をしっかりと決めることで、着物を着た七五三の日のあなたの印象をより華やかにすることができるでしょう。
日本髪にするときには、髪形だけでなく髪飾りにもこだわるようにしましょう。
髪飾りを選ぶときには、どんなデザインの髪飾りをいくつ付けるのかだけではなく、その色にも注意するように心がけましょう。
色選びにも気を使うことで、より一層煌びやかにすることができます。