お宮参りはいつ?大安に行くべき?おすすめの日を紹介

2024年4月22日
お宮参りはいつ?大安に行くべき?おすすめの日を紹介

お宮参りは、子どもが生まれて行う大きな行事のひとつです。初めての子どもを抱える親としては、いつお宮参りをするのが最適か迷うことがあるでしょう。
お宮参りの日程は、生後何日目と決まっていたり、縁起のよい日にしなければならなかったりします。地域ごとに習慣がことなることも多いため、何が正解なのか分からず不安に感じることもあるでしょう。

そこで、この記事ではお宮参りはいつ行けばいいのかや、すること、どんな人が参加するのかなど詳しく紹介します。また、日程を決める際に考慮すべきポイントや、日程を変更する際の注意点についても解説します。ぜひ参考にしてみてください。

お宮参りはいつ行くの?

お宮参りは、子どもが無事に生まれたことを地域の氏神様に報告し、健やかな成長を祈るために行われます。行く日は子どもの性別によって異なり、男の子なら生後31〜32日目、女の子なら生後32〜33日目に地域の神社やお寺にお参りをするのが昔ながらの仕来りです。

しかし、近年では子どもの祝いごとのため、大安のように縁起のよい日を選ぶ人が多いです。そのため、生後30日前後にこだわらず、家族が集まりやすい日のなかで縁起のよい日を選ぶケースも増えています。
また、地域によっては、生後100日目のお食い初めに合わせて、お宮参りをするところもあります。いつ行くかの目安はありますが、絶対に当日でなければいけないという決まりはありません。母親と子どもの体調を優先して決めましょう。

お宮参りの日取りは、地域や家庭によっては慣習があったり、親族のなかに六曜の意味にこだわりがあったりする場合があります。日取りを決める前に、両親や親族にあらかじめ相談することをおすすめします。

お宮参りの基本的な内容

初めての子どもの場合は、お宮参りですることや、どんな人に参加してもらえばいいのかわからない方も多いことでしょう。ここでは、一般的にお宮参りですることや参加する人について、それぞれ詳しく紹介します。

お宮参りですること

お宮参りは、子どもが誕生した土地の「産土神(うぶすながみ)」が祀られている「産土紙神社」に参拝し、神社でご祈祷を受けるのが一般的です。また、祷の前後には参加者で記念写真を撮ったり、子どもの健やかな成長を祈って食事会をしたりすることが多いです。

ただし、地域や家庭によって慣習が異なるため、事前に両親や親族、地域の人に確認しておくことをおすすめします。とくに、お宮参りの日取りや具体的な儀式の進行などは、地域の慣習や家庭のしきたりに従って行われることがあるため、事前に十分な準備をしておくことが大切です。

お宮参りに参加する人

昔は産後間もない母親は参拝を控え、父親と父方の祖父母で参拝するのが仕来りでしたが、現在は参加する人についてのルールはありません。子ども・父親・母親の3人だけの場合もあれば、両家の祖父母や兄弟姉妹、親戚など、招待したい人を自由に呼んで行うことが増えています。

多くの人に参加してもらいたい場合は、スケジュールの調整が難しくなるため、早めに日程を知らせましょう。また、参加を確認する際には、食事会の開催の有無も伝え、開催する場合は参加してもらえるか確認しておくとスムーズです。

お宮参りにおすすめの日

お宮参りの日はどのように決めればいいのでしょうか。おすすめの日は、以下の8つです。

● 家族の都合がよい日
● 家族が集まれる日
● 六曜で縁起のよい日
● 一粒万倍日
● 天赦日
● 鬼宿日
● 甲子の日
● 生後100日前後

それぞれ詳しくみていきましょう。

家族の都合がよい日

まずは、家族の都合がよい日に決めるのがおすすめです。母親と子どもの体調が最優先のため、1か月検診が終わって保健師から外出の問題がないといわれてから、参拝する方が安心です。また、父親も無理なく休みがとれる日を選ぶようにしましょう。

家族が集まれる日

お宮参りに参加してほしい両家の祖父母や兄弟、親戚が遠方に住んでいる場合は、集まりやすい日を選びましょう。
また、季節や天候も考慮しましょう。たとえば、雪が積もりやすい季節や台風シーズンは交通機関が乱れる可能性が高いため、避けることをおすすめします。猛暑や寒さに弱い赤ちゃんや母親の体調を考えると、極端な気温の日も避けたほうがよいでしょう。

お宮参り当日に食事会を行う予定がある場合は、参加者を決める際に食事会の有無や参加してもらえるかを確認しておくことも大切です。

六曜で縁起のよい日

六曜は神道にはとくに関係がないため、お宮参りを六曜の縁起のよい日にする必要はありません。しかし、子どもの初めてのお祝いごとなため、縁起のよい日にしたいと考える人も多いです。
親戚のなかで六曜を気にされる人がいる場合もあるため、参加者に事前に相談することをおすすめします。

六曜は大安・先勝・先負・赤口・友引・仏滅の6種類です。大安は1日中何をするにも縁起がよい日で、お祝いごとに最適といわれています。
ほかに縁起がよいとされる日は先勝や友引です。先勝は早く行動するとよい日で午前中(六曜では午後2時までを指します)が吉ですが、午後は凶とされています。

友引は「友を引く」ため、お祝いごとを行うには縁起のよい日とされています。朝夕は吉ですが、正午(午前11時〜午後1時)は凶となっています。
六曜で縁起のよい日は人気が高く、参拝が混み合うことが多いため、縁起のよい日を選びたい人は早めに予約しておきましょう。神社やお寺によっては予約ができず、先着順に受付するところもありますので、予約ができるかどうかも事前に確認しておくことが大切です。

一粒万倍日

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は干支と二十四節気を組み合わせて決められるため、6日1回、1か月に5回程度あります。
一粒万倍日は「ひと粒のもみが1万倍の稲穂に実る」という意味を持ち、何かをはじめるのにもっとも縁起のよい日とされています。子どもの初めてのお祝いごとにおすすめの日です。

天赦日

天赦日(てんしゃにち)は「点が万物の罪を許す日」という意味で、何ごとも許されてものごとがスムーズに進む日とされています。1年5〜6日しかない貴重な日で、暦のなかでもっともよい開運日のため、縁起を担ぎたい人にはおすすめの日です。

鬼宿日

鬼宿日(きしゅくにち)は、天文学をもとにした暦「二十八宿」のなかのひとつで、1か月に1回、旧暦の15日にあたる日をいいます。鬼宿日は「鬼が宿のなかにずっといて出てこない日」のため、何ごともスムーズに進む日と伝えられていて、二十八宿のなかでもっともよいとされる日です。

また、お釈迦さまが生まれた日が鬼宿日だったため、お寺にお参りすると運気が上がるといわれています。お寺でのお宮参りを考えている人にとくにおすすめの日です。

甲子の日

甲子の日(きのえねのひ)は、十干の甲(きのえ)と十二支の子(ね)が重なる日で60日に1度あります。十干十二支の最初の日になるため、甲子の日に新しくはじめたことは長続きするといわれています。
子どもの初めてのお参りにもおすすめの日です。

生後100日前後

昔の仕来りでは生後30日前後に行うとなっていますが、子どもの首がすわる3か月を超えた生後100日前後に行う人もいます。
母親の体調も生後1か月ごろよりは回復していますし、お食い初めとあわせて行うと、親族が集まるのも1回で済むため、時間の面でも費用の面でも負担を減らせます。

参加してほしい人が遠方に住んでいたり、仕事で忙しく都合がつきにくかったりする場合におすすめです。

日取りを決める際のポイント

お宮参りは、特定の日に行うという決まりはありません。そのため、いつ行ったらいいか迷う方も多いでしょう。そこで日取りを決める際のポイントを4つ紹介します。

● 親子ともに健康な日に行く
● 真夏や真冬の時期は対策する
● 前もって家族に相談する
● 混雑しやすい時期を避ける

それぞれ詳しくみていきましょう。

親子ともに健康な日に行く

日取りを決める際は、子どもと母親の両方の体調が最優先です。生後1か月前後の子どもは、まだ家の外の環境になれておらず、母親も産褥期で体調が安定していません。
お宮参りは、子どもの健やかな成長を願うための儀式です。子どもと母親が健康な状態で行わなければ意味がありません。仕来りや縁起のよい日よりも、親子ともに健康な日に行うようにしましょう。

真夏や真冬の時期は対策する

生まれた季節によっては、真夏や真冬にお宮参りの時期が重なることがあります。猛暑日や雪が強く降る日はなるべく避けることをおすすめします。
しかし、親族や地域の事情によっては、暑さや寒さの強い日に行うこともあるかもしれません。夏や冬の季節にする際は、暑さ対策・寒さ対策を万全にしましょう。

生後30日前後の子どもは、まだ体温調節機能が発達していません。暑い季節は汗取り用の短肌着を着せ、衣装も春夏用を選びましょう。寒い季節は暖かい肌着を着せ、おくるみや靴下で体温調節するなど、大人以上に暑さ・寒さ対策を徹底する必要があります。

前もって家族に相談する

親族のなかには六曜を気にする人がいる場合や、地域や家庭によって仕来りが異なります。前もって相談せずに日を決めてしまうと、トラブルになるかもしれません。親族に参加してもらう場合は、それぞれの都合もあるため、決めた日にどうしても参加できない人が出てくることもあるでしょう。

トラブルを避けるためにも、日を決める際は前もって親族に相談と確認することをおすすめします。

混雑しやすい時期を避ける

縁起のよい日・土日祝日・大型連休・夏休みなどは、神社やお寺によって混雑する可能性が高いです。また、七五三のシーズンである10月・11月は、どの神社やお寺も混雑します。人ごみのなかを移動しなければいけなかったり、参拝するまでに長時間待たなければならなかったりすると、子どもや母親の身体に負担がかかってしまいます。

なるべく神社やお寺が混雑しやすいシーズンを避けて、日取りを決めることをおすすめします。

日取りと一緒に決めること

日取りを決める際に、一緒に決めることは主に以下の7つです。

● 参拝する神社
● 子どもを抱っこする人
● 子どもの服装
● 家族の服装
● ご祈祷・初穂料
● 記念撮影の方法
● 食事会の費用と場所

それぞれ一緒に決める際に、気を付けることを紹介します。

参拝する神社

参拝する神社は、子どもが生まれた土地を守護する神様である産土神(うぶすながみ)を祀っている産土神社に参拝するのが基本です。しかし、近年では産土神社以外にも思い入れのある神社やお寺を選ぶ家族もいます。
無事に生まれた感謝を伝えるために、安産祈願をした神社でお宮参りをする人も多いです。産土神社でなければならないことはありませんが、遠方の神社やお寺に行きたい場合は移動時間を考慮して、子どもや母親の体調に負担のない場所を選びましょう。

子どもを抱っこする人

昔の仕来りでは「父方の祖母」が子どもを抱っこすると決まっていましたが、近年では家庭によってさまざまです。そのため、とくに誰が子どもを抱っこするという決まりはありませんが、仕来りを気にする人もいるかもしれません。
事前に誰が子どもを抱っこするのか、親族に相談しておくことをおすすめします。

子どもの服装

お宮参りでは「白羽二重(しろはぶたえ)」の着物の上に「祝着(のしめ)」を羽織るのが子どもの正装とされています。
男の子の祝着は黒や紺、白がベースで虎や龍などの柄が入ったものが定番です。女の子は赤やピンク、オレンジがベースで花柄や毬の柄が入ったものが定番です。

最近ではベビードレスを着ることも多くなっています。また、ベビードレスを着せた上に祝着を羽織るスタイルも多いです。
しかし、お宮参りは正装で行かなければいけないという決まりはありません。子どもはまだ自分で体温調整がうまくできないため、とくに夏場や真場は気候にあわせて子どもが過ごしやすい服装を選ぶとよいでしょう。

家族の服装

子どもが正装の場合は、家族も子どもにあわせて正装するのが一般的です。女性は訪問着や色無地の着物、ワンピースやセットアップを着ることが多いです。母親は、途中で授乳をしなければならないこともあるため、考慮して服装を選びましょう。
男性は黒のフォーマルスーツが一般的ですが、グレーやネイビーなどの落ち着いた色のスーツを選ぶ場合もあります。近年では、父親も和服を着る場合もあります。

家族の服装も、正装でなければいけないという決まりはありません。しかし、家族で服装を統一しなるべく派手な服装や、ジーンズやサンダルなどのラフすぎる服装は避けた方がいいでしょう。
お宮参りの主役は子どもなので、子どもを引き立たせるような控えめでフォーマルな服装を選ぶことをおすすめします。

ご祈祷・初穂料

ご祈祷を受ける際は、神社に「初穂料」を納めます。神社によっては金額が決まっている場合もあるので、事前にWEBサイトか電話で確認しておきましょう。金額が決まっていない神社の場合は、5,000円から1万円程度が相場です。
初穂料は新札を用意します。神社によってはのし袋に入れるところと、直接受付で支払うところがあります。どちらの方法で支払うのかも事前に確認しておきましょう。

のし袋は、紅白でちょう結びの水引のついたものを選び、表書きには上に「初穂料」と書き、下に子どもの名前を書きます。

記念撮影の方法

近年では、スマートフォンで気軽に撮影ができることもあって、プロのカメラマンに依頼したり、写真館を予約したりしない家庭も増えています。しかし、セルフ撮影では参加者のなかの誰かが撮影するため、参加者全員の写真は撮れません。
また、子どものベストショットを撮るのは簡単ではありません。一生に一度のお宮参りなので、記念撮影はプロのカメラマンに依頼することをおすすめします。

食事会の費用と場所

食事会の会場は、子どもと母親がリラックスして過ごせるように、個室のあるお店が選ばれることが多いです。また、自宅で開催してケータリングやデリバリーを利用するケースもあります。
食事会は、必ず開催するという決まりはありません。しかし、お宮参りに参加してくれた人への感謝を伝える場として活用したり、両家の親睦を深めたりする意味があります。お祝いごとのため、参加者全員で祝い膳を食べて縁起を担ぐという面もあります。

食事会の費用は、誰が払うという決まりはありません。地域によっては、お宮参りのお祝い代(子どもの祝い着)は母親側が支払い、食事代は父親側が支払うよう決まっている場合もあります。事前に地域ごとの仕来りがないか確認しておきましょう。
とくに地域の仕来りがない場合は、両家の支払いの分担をあらかじめ決めておくことをおすすめします。家族によっては、お宮参りに祖父母を招いているため、すべての費用を子どもの父親や母親が負担するケースもあります。

お宮参りの日をずらす際の注意点

子どもや母親の体調や混雑する時期を避けたい、生後1か月ごろが真夏日や雪に積もるなど、さまざまな理由でお宮参りの日をずらすことがあるでしょう。
お宮参りの日をずらす場合は、次のことに注意しましょう。

● 数か月後の状況をイメージしておく
● 衣装のサイズを確認しておく
● 生後30日前後の写真を残しておく
● 地域のしきたりを確認しておく

それぞれ詳しく紹介します。

数か月後の状況をイメージしておく

お宮参りを数か月後にずらす場合は、数か月後の状況をイメージしておくことが大切です。数か月あれば、季節が大きく変わることがあります。また、子どもの成長によって必要となる荷物も変わる可能性もあります。
父親や母親の仕事の状況や、兄弟の幼稚園や学校の行事も調べておきましょう。祖父母や親族が参加する場合は、祖父母や親族の仕事の状況も確認する必要があります。

衣装のサイズを確認しておく

子どもの成長は早いため、生後30日前後のお宮参りに着せようと用意していた衣装が、日程をずらすことによって、サイズが合わなくなる場合があります。
病院から退院する際に子どもに着せたセレモニードレスを着せようと考えていた場合は、新生児では大きかったドレスも数か月経つと入らないことがあります。

生後30日前後より数日ずらす場合は問題ありませんが、生後100日前後など大きくずらす場合は、衣装が入るか事前に確認しておきましょう。

生後30日前後の写真を残しておく

お宮参りの日をずらすと、生後30日前後の子どもの写真を残せなくなる場合があります。今はスマートフォンで気軽に撮影できるため、毎日スマートフォンで写真を撮る方も多いことでしょう。
しかし、プロのカメラマンでないと撮れない子どもの姿や表情があります。生後30日前後の、産まれてまだ間もない姿は特別です。この時期特有の姿を残すためにも、子どもと母親の体調に問題がない場合は、写真館で記念撮影をすることをおすすめします。

地域のしきたりを確認しておく

お宮参りを生後100日ごろにずらしてお食い初めと一緒にすることは、とくに問題がありません。しかし、地域によって仕来りはさまざまで、生後51日目にお宮参りをする地域があったり、お食い初めをしない地域もあったりします。お祝い膳のメニューも地域によって変わります。
さまざまな事情によって生後30日前後よりお宮参りをずらしたい際は、日程を決めてしまう前に、両家の祖父母や親族に地域の仕来りを確認しておくとよいでしょう。子どもの初めてのお祝いに、思わぬトラブルを避けるためにも事前の確認が大切です。

お宮参り当日の持ち物

初めての場合は、当日何を持っていけばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。お宮参り当日には次のものを持っていくことをおすすめします。

● ベビー用品
● 子どもの着替え
● ベビーカー・抱っこひも
● タオル・ハンカチ
● おもちゃ
● カメラ
● 暑さ対策グッズ
● 寒さ対策グッズ

当日に慌てて準備することのないように、前もって少しずつ準備を進めましょう。また、当日忘れることのないように、この記事を参考に持ち物リストを作りましょう。
以下ではお宮参りの持ち物について、それぞれ詳しく紹介します。

ベビー用品

外出している間は、子どもが快適に過ごせるようにオムツやおしり拭き、ミルクなどのベビー用品は必ず持っていきましょう。生後30日前後の子どもは何回もおしっこやうんちをするため、替えのオムツとおしり拭き、ゴミ袋をセットにして多めに持っていきます。

母乳育児で母親が着物を着用する場合は、着用している間に母乳をあげられません。また、神社やお寺では、参拝場所の近くに授乳室が設置されていないことも多いです。そのため、ミルクや授乳ケープも用意しておくと安心です。

ミルクをあげる場合は、哺乳瓶と粉ミルク、ミルクを作るためのお湯を魔法瓶に入れて持っていきます。魔法瓶は熱湯と白湯をそれぞれ分けて2本持っていくとよいでしょう。荷物がかさばるので、缶やパックの液体ミルクの使用もおすすめです。

普段母乳育児をしている場合は、急にミルクを与えると乳首の形やミルクの味などが気に入らず、上手く飲んでくれないことがあります。粉ミルクを与えている場合も、液体ミルクだと味が違って飲んでくれないこともあります。
お宮参り時にいつもと違う授乳方法を行おうと考えているのであれば、予め練習しておきましょう。万が一子どもが体調を崩した場合のために、母子手帳と健康保険証、乳児医療証も持っていくと安心です。

子どもの着替え

子どもは汗をかきやすいので、季節に関係なく肌着の着替えを持っていきましょう。また、おむつ替えの際に服が汚れてしまったり、ミルクを吐き戻したりすることもあるので、着替えは多めに持っていくことをおすすめします。

ベビーカー・抱っこひも

ベビーカーと抱っこひもは、両方持っていくことをおすすめします。車や交通機関から神社への移動はベビーカーが便利ですが、神社のなかの移動や、ご祈祷を受けている際は抱っこひもが便利です。
また、荷物を多く持っていくため、抱っこひもだけより、ベビーカーがある方が荷物を運びやすくなります。

タオル・ハンカチ

子どもの汗やよだれを拭いたり、吐き出したミルクを拭いたりするために、タオルやガーゼのハンカチを持っていきましょう。

おもちゃ

移動中やご祈祷を受けている際は、子どもがぐずってしまうことがあります。子どもをあやすために、お気に入りのおもちゃを持っていくことをおすすめします。

カメラ

プロのカメラマンに撮影を依頼している場合は、とくに必要ありませんが、お宮参りのあとに写真館で記念撮影する人は、カメラを持っていくとよいでしょう。
近年のスマートフォンは画素数が高くなっているため、きれいな写真が撮れます。しかし、画面の端が歪んだり、ズームにすると画質が粗くなったりします。子どもの初めてのお参りにきれいな写真を撮りたいなら、カメラを持っていくことをおすすめします。

カメラを持っていく場合は、途中でバッテリーが切れないように予備のバッテリーも持っていきましょう。メモリーカードの容量不足で撮影できないなどのトラブルがないように、メモリーカードの残容量も事前に確認しておきましょう。

暑さ対策グッズ

暑い時期にお宮参りをする際は、保冷剤や扇子、小型の電池式扇風機などを用意しましょう。夏は日差しが強く、紫外線も気になるため、子どもに帽子をかぶせ、子ども用の日焼け止めクリームを塗っておきます。
帽子を嫌がる子どももいるので、その場合は子どもを抱っこする人に日傘をさしてあげましょう。日傘はUVカットや遮光効果だけでなく、遮熱効果のあるものがおすすめです。また、夏は虫刺されの対策のため、子ども用の虫よけスプレーも用意しておきましょう。

夏は屋外は暑いですが、屋内に入ると冷房で身体が冷えることもあります。冷房対策で羽織れるものを持っていくとよいでしょう。

寒さ対策グッズ

寒い時期にお宮参りをする際は、寒さ対策でおくるみや靴下、レッグウォーマー、帽子、ブランケットなどを準備しておきます。寒さが強い日は、ポンチョなどの防寒着を祝着の上から着せてあげましょう。
屋内は暖房が入っていて、子どもにとっては暑く感じる可能性があるため、脱ぎ着がしやすいもので調整するといいでしょう。


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まとめ

今回はお宮参りはいつ行けばいいのかや、お宮参りですること、どんな人が参加するのかなどお宮参りの基本的な内容について紹介しました。昔は、お宮参りは生後30日前後に行うという決まりがありました。しかし、近年ではとくに決まりはありません。
>子どもと母親の体調を優先して、家族が集まりやすい日を選ぶとよいでしょう。お宮参りは子どもの初めてのお祝いであり、一生に一度の行事です。あとから「あのときもっときれいな写真を残しておけばよかった」と後悔しないためにも、ぜひプロのカメラマンに撮影を依頼することをおすすめします。

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